昔の空手は三戦(サンチン)と言う型を三年ほど稽古すれば、ある程度空手らしくなると言われていたそうです。
20代の頃の私の感覚だと『1、2年も稽古すればある程度、空手が上達するではないか、ばかばかしい』と思っておりました。
しかし、最近はこの言葉は現代でも通ずることだなと感じるようになりました。
三戦には空手の基本(立ち方・突き方・受け方)や応用などいろいろなものが詰まっているのではないかと思います。言葉ではうまく表現できないのですが、これを抜きには空手は始まらないと思います。
皆さんも三戦の型だけはきっちり覚えてくださいね。